代わりはいるから

久しぶりに1日なにもしませんでした。

 

借りてきたDVDを観て、冷凍食品で3食済ませました。

 

私は長女気質で、小さいころから夜泣きもしない、親にはそれほど迷惑をかけない優秀な子供でした。

いつもいつも「良いお姉ちゃん」で生きてきました。

 

そのせいなのか、なんなのか

 

本当に言いたいことや、泣き言は人には言えません。

友人にも、恋人にも、家族にも。

 

基本的には「大丈夫」と言ってしまいます。

ある意味忍耐強いのかもしれませんね。

 

最近では家賃や生活費に加え、大学卒業前の付き合いも増えてきたのでほぼ毎日働いて過ごしています。

 

アルバイト先では、要は編集部のアシスタントのような立場なので、雑務などもやっています。

休みの日だって動けることがあれば会社まで足を運びます。

 

嫌なわけでも、辛いわけでもないけれど、

時々「これでいいのかな」と思うことがあります。

 

だって、私の代わりはいくらでもいます。

 

仕事だって、恋人だって、私がいなくなっても2、3週間もすれば代わりが見つかるのでしょう。

都合のよい女でしかないのかもしれません。

 

本当はいつだって「それ、私じゃなくてもいいですよね」と言いかけています。

その言葉、何度飲み込んだだろうか。

 

今の上司になってから、言いたいことは9割飲み込んできました。

1割は世間一般の声や考えを伝えたくらいです。

 

言いたいことを黙っていたのは自分にとってはストレスだったのでしょう。

我慢していた気持ちを押し流すように、2日に1回は布団をかぶって泣きじゃくりました。

 

下っ端ってみんなきっとこんな感じなんだろうね…

 

そこまで辛いのならせめて周りの人に言えばよかったじゃんと思うかもしれません。

言わなかったのは上司を尊敬しているし、「代わりがいない人」だと思っているからです。

 

いつになったら今の上司に「あなたの代わりはいない」と言ってもらえるのだろうか。

 

でも、ここで負ける気はさらさらありません。

泣きじゃくる夜があっても、絶対に負けない。

 

今の私が経験した苦い思いを、後輩には学びとして伝えたい。

その分強くなればいいよね。

 

毎日「代わりのいない自分になりたい」とだけ考えています。

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